single.php

36. 「救急」というフィルターを通して、この世界を解像度高く見る

Home » 先輩たちの声 » 「救急」というフィルターを通して、この世界を解像度高く見る

順天堂大学 大学院医学研究科 救急災害医学講座 大野 雄康救急医は、ヒトが過大な侵襲に晒されたときの生体反応を、毎日のように見ています。現場の最前線に立つあなたの中には、「生体侵襲とは何か?」という概念および哲学が形成されていくでしょう。

また、救急外来は、自殺未遂、孤独死、貧困など、現代社会が抱える課題が凝縮されて現れる「社会の縮図」です。そこで働くあなたは、きっと「患者を身体的にだけでなく、社会的にどう救うか?」と、考えるようになると思います。

―このように、我々救急医は「救急」というフィルターを通し、ミクロからマクロまで、この世界を解像度高く見ています。この世の中を深いレベルで見て、考え、行動できる救急医の「人間力」は、前よりも格段に上がっています。きっと医師としての働きに、その「人間力」の深みがにじみ出てくるでしょう。

患者を助け、自分も成長し、社会の役に立ち、最終的には人類の幸福に貢献する。私は、救急の醍醐味は、このようなところにあるのではないかと思うのです。

先生の「先輩たちの声」をお寄せください

「救急科専門医」という職業、または救急科専攻研修の魅力についてなど、先生の熱い思いを寄せてください。是非こちらの「先輩たちの声」アンケートフォームよりご投稿ください。

また、内容の修正などをご希望の際はこちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

先生方の心からのメッセージ、お待ちしております!

公開日:

◁過去の記事:

▷新しい記事: