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救急医の基本データ 2024年度 救急医1000人アンケート

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救急医1000人アンケート(2024)

今アンケート回答者の年齢層・性別内訳

今アンケート回答者の年齢層・性別内訳

男性は40歳代の回答者がもっとも多く,女性は30歳代が多い。年代が上がるにつれ男女比が大きくなっている。

Q1専門医・指導医資格の有無

Q1 専門医・指導医資格の有無

回答者は全体の半数以上が専門医取得者であった。

Q2ダブルボードの取得状況

Q2 ダブルボードの取得状況

ダブルボードは外科、内科、麻酔科がトップ3で以下脳神経外科、小児科、整形外科と続いた。
皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、病理、臨床検査科のダブルボード保持者はいなかった。

Q3サブスペシャルティ(全体)

Q3 サブスペシャルティ(全体)

サブスペシャルティの取得状況は,男女とも集中治療専門医がもっとも多く外傷専門医が続く。また,男性の 約 4 割,女性の約1/4が DMAT 隊員に登録していた。その他では男性は循環器専門医,脳卒中専門医,ACS 認定外科医, 感染症専門医などを複数名が取得していた。なお,本アンケートは日本専門医機構の認定するサブスペシャルティ以外のものも回答に含めており回答が分散したため、その他としてまとめて表記した。

Q4主な勤務施設(全体)

Q4 主な勤務施設(全体)

主な勤務施設は単施設完結型三次救急施設が多く、ER型、二次救急と続いた。

Q5仕事のキツさ(全体)

Q5 仕事のキツさ(全体)

仕事のキツさは「ちょうどよい」が男女ともに過半数であった。「キツい」「超キツい」と答えた人はおよそ4割であった。女性は「物足りない」と答えた割合が男性より多かった。

Q6仕事がきつくても続ける理由(全体)

Q6 仕事がきつくても続ける理由(全体)

仕事をきつくても続ける理由は、「救急ならではの病態やその急変対応に醍醐味を感じる」が男女ともにトップとなり、「使命感」、「ジェネラリスト志向」が続く結果となった。

Q7仕事で大切にしたい・していること(全体)

Q7 仕事で大切にしたい・していること(全体)

仕事で大切にしたい・していることは、「臨床の充実」が男女ともにトップとなり、「家族との時間」、「収入」が続く結果となった。

Q8今悩んでいること

Q8 今悩んでいること

今悩んでいることは、「キャリアに関すること」が男女ともにトップで「所属施設や職場環境」が続いた。3位は男性は「収入」、女性は「臨床に関すること」という結果となった。

Q9職場に求めること

Q9 職場に求めること

職場に求めることは、「良好な人間関係」、「十分なスタッフ数」、「給与・手当の増加」が男女ともにトップ3となった。

Q10今後働きたい・働き続けたい施設・環境

Q10 今後働きたい・働き続けたい施設・環境

今後働きたい施設は「救命救急センターを含む三次救急施設」が男女ともにトップとなった。2位は男性は「集中治療室」、女性は「ER型救急」という結果となった。

Q11今後の目標

Q11 今後の目標

今後の目標は、男女ともに「臨床の腕を磨く」がトップとなった。「救急科指導医の取得」、「とにかくたくさんの人の命を救う」も上位となった。女性は、「他専門医資格の取得」、「育児/介護に専念する」が上位に挙げられた。

今回のアンケート結果の年代別などの詳細は、2025年5月に発行の「救急医学」(第49巻、第5号)に掲載されています。詳細は下記「救急医学」(第49巻、第5号)掲載のデータをご覧ください。へるす出版の御厚意によって公開されています。

※「救急医学」(第49巻、第5号)掲載のデータ(PDF)

救急医1,000人アンケート2024

「救急医1,000人アンケート2024」は昨年10月1日より約1カ月間,日本救急医学会会員を対象に同学会救急科プログラム参加推進委員会が企画・実施したものである(協賛:へるす出版)。20~70歳代まで幅広い年代層に,救急科専門医・指導医資格取得動向,サブスペシャルティの保有状況や勤務実態を調査するとともに,仕事に対する思い,職場環境への要望など救急医療従事者の現場の声を聞いた。同様のアンケートは,過去に第44回日本救急医学会総会・学術集会企画として2016年に実施されており,そのときの結果は本誌2017年1月号および日本救急医学会ホームページ「救急医をめざす君へ」に掲載されている(2016年度 救急医1000人アンケート結果はこちら)。今回の結果とあわせてご参照いただきたい。なお今回のアンケート結果は、救急科プログラム参加推進委員会独自の分析も加えて掲載している。こちらもぜひご参照いただきたい。本アンケートの概要は以下のとおりである。

企画 日本救急医学会救急科プログラム参加推進委員会
協賛 株式会社へるす出版
実施日時 2024年10月1日~2024年11月11日
実施方法 インターネットによる無記名アンケート方式
総回答数 1,009件
※設問によっては複数回答によるものがあり,回答数の合計が必ずしも本件数と合致しないことをご了承いただきたい。
男女・年齢層構成 上記グラフを参照されたい。
公開日: