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11. チーム力、決断力、他科との連携力に感銘を受けた

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研修初期の頃、救急科志望でなかった私は、毎日緊張しながら診療していたことを覚えています。救急搬送される様々な症例を経験する中で、救急医療における診断・治療の進め方を学び、その場の判断が患者さんの予後に直結する場面に多数遭遇し、救急医療の面白さや奥深さを学びました。

ある時、若い男性がショック状態で運ばれ、心肺停止となりました。原因は血管奇形による動脈瘤破裂、大量血胸でした。救急医は先導を取りながら蘇生を行い、全員がその患者さんを救命するという目標に向かって団結していました。他診療科と連携を取り、開胸術と血管内治療を同時に行うことで蘇生に成功しました。その時、救急医療におけるチーム力、決断力、他科連携の大切さを実感しました。同時に達成感を共有でき、感銘を受け救急医を目指すきっかけになったことを覚えています。

今では、多くの優秀な先輩医師に恵まれ、日々レベルの高い救急医療に影響を受けながら充実した日々を送っています。

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