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10. 子どもから”カッコいい”といわれる仕事

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卒後
6年

長崎大学病院救命救急センター
上木 智博

偶然、自宅前をドクターカーが通り過ぎる機会がありました。

5歳の息子が「あれ、何?」と聞いてきたので、「あれは『ドクターカー』といって、病気やケガで苦しんでいる人のところにお医者さんたちが急いで駆けつけるための車だよ。」と説明したら、「すごっ、カッコいいねぇ」と言ってきたので、思わず「実はお父さんもドクターカーに乗っているんだ。」って自慢しました (笑)。

救急医療の魅力にはER診療、集中治療など、色々あると思いますが、病院前診療は醍醐味の一つと感じています。医師が現場に駆けつけ、限られた医療器具と自分の身体診察で病態を把握し、診断を考え、病院前から先を見通した対応を考え行っていく…。救急医は自分が子どものころにイメージしていた“病気で困っている人なら誰でも助けようとして頑張る”医者の姿に最も近いように感じます。

昔、自分が憧れていた存在に、今、自分の子どもの目から見て近づけたかなと思えた瞬間。これが救急医を選んで良かったなと思えた瞬間です。

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