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よくある質問

Q1救急科専門医はなぜ必要なのですか?

A1

救急外来には様々な緊急度や重症度の患者さんが来院し、原因の臓器がすぐにわからないことがよくあります。

そのような患者さんを適切に診療するためには、従来の臓器別や診療科別の診療体制では対応しきれません。ですから臓器や診療科に関わらず総合的に急性期疾患に対応できる救急科専門医が必要とされています。

Q2救急科専門医は専門性に乏しいのではないでしょうか?

A2

専門は急性期の総合医療ならびに救命救急治療です。

つまり、急病、外傷、中毒など傷病の種類にかかわらず、救急患者を中心に適切な初期診療を行えることが専門性であり、特定の臓器や疾患に対して専門的な診療を行う能力とは異なる専門医です。

確定診断の前に病態を安定化させるための救命救急治療を行える能力も備えています。

Q3救急医は救急時の処置を行っても根本的な治療を担当しないのではありませんか?

A3

救急科専門医は、初期治療のマネージメントと並行して救命救急治療を行います。これこそが命を救うための根本治療です。

狭い意味での根本治療としての手術やIVRなどに関しては、専門医取得後に外傷や熱傷などのさらなる専門研修に進み、メスを握ったりカテーテルを操作したりするエキスパートにもなることもできます。

詳しくは「私のキャリアプラン」をご覧ください。

Q4救急医は一生続けられますか?

A4

もちろんです。

救急科は現在ほとんどの施設でシフト制を取り入れています。そのためオン・オフがはっきりしています。ライフワークバランスの多様性を支持し、継続性を重視しています。

実際の現場にいる「先輩たちの声」を参考にしてください。

また救急科専門医は公的な医療としてのニーズが高いので、多数の求人があります。

Q5どんな人が救急医に向いていますか?

A5

総合的に人を診たい、という医師を目指している人にうってつけです。

救急科専門医には、臓器別や診療科別ではなく、バイタルサインと臨床症状に応じた初期診療を冷静かつ迅速に行うことが最も要求されますので、病態生理に対する知識を備え、チーム医療である救急の現場で多くのスタッフと協調しながら指導力を発揮し、決断できる人が多いです。

Q6女性に救急医は向いていますか?

A6

実は適しています。前述したように多くの施設でシフト制を取り入れているためです。

結婚して子育てをしながら勤務されている人も多くいます。こどもの急な発熱などでもシフト調整によって対応が可能なのは大きなメリットです。

詳しくは「私のキャリアプラン」をご覧ください。

Q7救急科専門医と他科の専門医を取得するダブルボードは可能ですか?

A7

もちろん可能です。

別々に専攻することになりますが、救急科専門医を専攻する場合、研修途中で一旦中断して他の専門医を取得してから再開することになっても、先に専攻した期間も救急科専門医の研修期間として認められます。

詳しくは「私のキャリアプラン」をご覧ください。

Q8救急外来では慌ただしくて十分な教育が受けられないのではないでしょうか?

A8

診断や重症度が確定しない患者さんを、限られた時間で安定化、初期治療、転帰の決定などを行う救急外来は、臨床教育の最高の現場です。

経験のある救急医と一緒に診療することで、鑑別診断、マネージメントから患者・家族対応まで臨床医学で最も重要なことを総合的に学ぶことができます(on the job training)。

また、救急科専門医は教育に熱心で各種教育技法に慣れており、off the job trainingも充実しています。

Q9救急では十分な研究ができないのではないでしょうか?

A9

救急医学は学術的研究の機会にとても恵まれています。日本救急医学会では心肺蘇生、外傷、敗血症などさまざまな多施設研究に取り組んでいます。(参考URL①:http://www.jaam.jp/html/jaamforecast/index.html 
参考URL②:http://www.jaamohca-web.com/

また学会からは和文誌のみならず英文誌(AMS: Acute Medicine & Surgery)も発行されています。世界の多くの救急医が投稿しています。

Q10収入はどれくらいありますか?

A10

救急医療は国民が求めている必要不可欠な医療ですので、求人が豊富で就職先には困りません。

公的病院、大規模の病院でのニーズも高く、収入は保障されています。もちろん非常勤でのニーズも高く、臨床能力を高められるだけでなく収入面でも安定しています。詳細はお近くの救急科専門医までお問い合わせください。

2016/04/13