2. 「君にしかない魅力」で一緒に成長していきませんか?
「お医者様でいらっしゃいますか?」
飛行機の中で、キャビンアテンダントさんから声をかけられました。駆けつけると、顔面蒼白で脈拍微弱になっている人がいました。ショック状態です。
飛行機の中という限られた状況で何ができるか?
私は、普段の臨床で培った技術・経験を活かして懸命に診療を行いました。間もなくその方の顔色は紅色に戻り「ありがとう.助かりました」と言って頂きました。
救急医の最大の特色は,たとえ医療を行う上で不完全な状況・環境であっても、利用できる資源を最大限に活用し、最大の効果を産み出すところにあります。時にはひらめきも必要です。そのためには、様々な能力や個性をもった人材が集い、ともに働き、互いに経験を共有することが不可欠です。
どの医師にも必ず大切な役割があります。「自分に救急医が勤まるか?」と不安に思っている君も、ぜひ「君にしかない魅力」を発揮して、救急医として一緒に成長していきませんか?
先生の「先輩たちの声」をお寄せください
「救急科専門医」という職業、または救急科専攻研修の魅力についてなど、先生の熱い思いを寄せてください。是非こちらの「先輩たちの声」アンケートフォームよりご投稿ください。
また、内容の修正などをご希望の際はこちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
先生方の心からのメッセージ、お待ちしております!
◁過去の記事: シフト制だから自分の時間を有効に使える
▷新しい記事: 患者を助けるという医学の根源、それがまさに救急医療