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3. 患者を助けるという医学の根源、それがまさに救急医療

私が育った研修病院では研修医2年目になるとまもなく、救急外来に運ばれてくる救急車の初療を行う当直がスタートします。

その患者さんの診療が少しできるようになった自分の成長を嬉しく感じる瞬間もありましたが、自分の手に負えない重症患者を目の前に、思考がフリーズし、動きが止まる時、自分の無力さを痛いほど感じました。

そんな時どこからともなく”重症患者の匂い”を嗅ぎつけて当直室の奥からでてくる当直責任者の救急医がいました。若手の救急医でしたが、矢継ぎ早に指示が出され、見る見るうちにバイタルサインが安定し、苦痛に歪んでいた患者の表情が和らいでいきました。

それが救急医になりたいと感じた瞬間でした。医学は常に進歩しています。しかし、苦しむ患者を助けるという医学の根源は変わることなく、それがまさに救急医療だと思います。救急医をめざす、君がその一歩を踏み出せば、僕達にしか味わえない喜びがきっと待っています。

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先輩たちの声   2016/04/11