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厚生労働省大臣官房国際課 駒田 謙一

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卒後
0年

群馬大学医学部卒業

卒後
1年

聖路加国際病院 前期研修医

救急医を志していた自分は、幅広い疾患に対応できる総合力を身につけるためにも、各科をローテートする体制が整っていた聖路加国際病院での前期研修を志望。(当時は現在のような臨床研修制度がありませんでした。)

卒後
3年

聖路加国際病院 救急部後期研修医

前期研修後、そのまま救急部後期研修医として病院に残り、卒後5年目に救急認定医(その後救急科専門医へ移行)を取得。

卒後
4年

パキスタン北部大地震 医療チーム派遣

聖路加国際病院が日本聖公会と共同で派遣する現地医療支援チームに参加。もともとあった途上国への医療支援への興味が沸き立つとともに、その場しのぎではない、息の長い公衆衛生支援の必要性も実感。

卒後
6年

聖路加国際病院 非常勤

海外での医療支援活動を実践するためには語学力は必須であり、常勤を離れるという一大決意。ワーキングホリデー制度を利用し、カナダやニュージーランドで語学学校に通ったりファームで働いたりして語学修行。日本に帰国中は進学の用意やアルバイトに専念。

卒後
7年

東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻

海外での活躍の場を拡げるため、公衆衛生学修士(MPH:Master of Public Health)の学位を取得。在学中は、アルバイトで生活費を稼ぎつつ次の職探し。国境なき医師団のようなNGOに参加することも考えていたが、タイミング良く国立国際医療センターの国際医療協力局で医師を募集しているとの情報が入り、応募。

卒後
8年

国立国際医療研究センター 国際医療協力局

国際医療協力局で、ボリビア(救急医療システムへの支援)、ラオス(B型肝炎の有病率調査)、ミャンマー(HIVや性感染症対策)、ベトナム(デング熱調査)、ザンビア(HIV対策)といった海外での活動に従事。国内では、海外からの研修生の受け入れなど。新型インフルエンザ流行や東日本大震災の際には現地での支援活動にも参加。余裕があるときは、病院の救急科で夜勤のお手伝いも。

卒後
11年

アフリカヘ長期派遣

ザンビアのJICAプロジェクトに長期派遣。「HIVエイズケアサービス管理展開プロジェクト」の専門家として、ザンビア保健省とともに同国における抗レトロウィルス薬療法の普及を支援。

卒後
14年

国立国際医療研究センター 国際医療協力局

長期派遣から復帰後は、厚生労働省の関係者ともにWHO執行理事会やWHO総会への参加など、国際保健分野における政策業務に従事。

卒後
15年

厚生労働省大臣官房国際課

厚生労働省へ出向。第6回アフリカ開発会議(TICAD)やG7神戸保健大臣会合、国連総会、WHO西太平洋地域委員会の準備・参加などを担当。

未来へ

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公開日:2016年10月5日