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東京ベイ浦安市川医療センター 救急集中治療科 
志賀 隆

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志賀 隆">東京ベイ浦安市川医療センター 救急集中治療科 
志賀 隆
卒後
0年

千葉大学医学部医学科

社会に貢献できる職業につきたいと思い医学部に進学し、当初は整形外科を志していました。しかし、様々な領域を学んだり英国や米国にて短期研修をしたことでジェネラリストになることを目標に定めるようになりました。国際保健に興味を持ち熱く理想の医療について仲間と語り合ったこと、サッカーに没頭したことは良い思い出です。

卒後
1年

国立病院機構東京医療センター 研修医

初期研修医の教育に歴史と定評のあった東京医療センターに就職し、2年間の研修を始めました。当時全国最大規模の総合内科があり、救命救急センターも有する研修病院で、先輩・同僚・後輩に恵まれました。「患者中心の医療を!」と日々少しでも成長できるように打ち込んだことは、今でも自身の医師としての原点となっています。

卒後
3年

在沖米国海軍病院 インターン

救急外来(ER)ではたらく救急医としてジェネラルな能力を身に付けるという目標を定めた私は、横須賀には受かりませんでしたが沖縄の米海軍病院に採用され1年間インターンとして研修をしました。全国の病院から選りすぐられた同僚とともに米国式の医療を学び英語にも磨きをかけました。卒業時には「Best intern of the year award」をいただきました。

卒後
4年

浦添総合病院 救命救急センター 専攻医

米国臨床留学のための勉強をしつつも、地域で救急医療の臨床を学ぶために沖縄のドクターヘリ拠点病院である浦添総合病院救命救急センターにて専門研修を開始しました。救急、集中治療、麻酔、航空医療などを2年間素晴らしい指導医、同僚に恵まれ研修をすることができました。

卒後
6年

Mayo Clinic, Department of Emergency Medicine レジデント

ECFMG certificateを取得し、米国のEmergency Medicineのプログラムのインタビューに東西南北飛び回りました。充実した教育スタッフ、豊富な症例、世界的に認められた施設、などの点からMayo Clinicを第一志望としマッチしました。

冬にはマイナス35度になる過酷な環境でしたが家族のサポートでなんとか乗り切りました。また、素晴らしい指導医陣、同僚に恵まれて充実した3年間を終了しました。レジデンシー中には「Resident Innovations in Research award」をいただきました。

卒後
9年

Massachusetts General Hospital, Department of Emergency Medicine 指導医/フェロー

教育面でのキャリアを積みたいと考えたため、ハーバード大学医学部のメインの教育病院であるマサチューセッツ総合病院救急科のシミュレーション・医学教育のフェローとなりました。医学部でシミュレーションを通じて医学生を教え、病院ではレジデンシーやナースプラクティショナー、救急医などに救急関連のシミュレーション教育を提供しました。また、臨床研究や医療安全の知識を得るためにハーバード大学公衆衛生大学院に入学し公衆衛生学修士を取得しました。フォローシップ中の研究で「Best medical education research award」をいただきました。また2011年の東日本大震災での活動から「John Thayer award」をいただきました。

卒後
11年

東京ベイ浦安市川医療センター 救急科部長

「断らない救急」を病院として志向する地域医療振興協会の東京ベイ浦安市川医療センターの救急部門の立ち上げのために部門長として赴任をしました。同時に2009年に渡瀬剛人先生らと立ち上げた若手救急医の団体「EM Alliance」の活動をさらに本格化させ、年に二度のミーティング開催に加えて、「指導医講習会」、「部門長のためのセミナー」も開始しました。

卒後
13年

救急専門医

専門医受験 前年度に症例記載時にチェックが甘く一年分ずれてしまったこともあり、恥ずかしながら書類審査で不合格になりました。二度目の書類審査で合格し、晴れて筆記試験を受験させていただき合格しました。

卒後
15年

これから

救急医は、厳しい労働環境や重症の患者さんへの対応など緊迫した状況が多いためまだまだその人数が限られています。その中でも救急外来をおもな職場として働く救急医は「パンダ」とも例えられます。他の動物は栄養としない笹を栄養として生きる希少な動物と状況が似ているからです。しかし、実は救急外来での意思決定、患者の蘇生や治療は医師としてやりがいにあふれています。また教育や研究の場所として無限の可能性があります。是非一度「医療の原点」である救急で「患者さん中心の医療」のために挑戦してみませんか?

未来へ

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内容のアップデートもお待ちしています!

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公開日:2016年9月5日