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日本赤十字社医療センター 救命救急センター 
林 宗博

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林 宗博
卒後
0年

北里大学医学部

学生時代は「七転び八起き」と云われながら、DF としてサッカーを6年秋まで続ける。外科医を志し、「悪性腫瘍に関わりたくない」と思い、心臓血管外科医を目指す。

卒後
1年

北里大学病院・胸部外科

心臓血管外科医を目指す研修医時代は「呼吸器外科」から始まり、「成人・心臓血管外科」、「小児・心臓血管外科」を研修する。「成人・心臓血管外科」を研修しはじめた1ヶ月目に自宅へ帰った時間は「6時間/2回/月:洗濯と入浴だけ」でした。とはいえ、同期や研修のサイクルが同じ2学年上の上司達とはいつも集中治療室で早くから遅くまで、患者さんのこと、署今現在の自分たちこと、将来のこと等を話していました。

卒後
4年

聖隷浜松病院 心臓血管外科

初めての他大学医局の同年代・心臓血管外科医と仕事を共にしての研修でした。粛々と行われる心臓・血管手術に追従していくのが精一杯であったような?しかし心臓血管外科医としての魅力ある環境での生活でした。この当時として「師」と仰ぐ恩師と出会いました。この恩師に患者との時間的な継続性を元にした「医師−患者」関係を学びました。そして「不出来」なのでかわいがっていただきました。

卒後
7年

北里大学病院・救命救急センター 専従医

北里大学医学部・胸部外科教室での研修6カ年を修め、「心臓血管外科医」としての一歩を歩み出そうとしたこのときに、「救命救急センター・専従医」の辞令をいただきました。当時の教授に(恐れ多くも)その意図を訪ねると、「周囲とのコミュニケーション能力が高いから」の一言でした。とはいえ、救命救急センターに従事する諸先輩方に「恐怖心」を抱きながらも教室を代表する専従医して頑張りはじめました。年間ほぼ 350 日前後の On Call体制に従事して様々な3次救急患者の診療に触れました。今思えば、あの教授の一言が今の私へと導いた決定的瞬間なのかもしれません。

卒後
12年

昭和大学医学部救急医学講座(昭和大学横浜市北部病院・救急センター)

この2年ほど前(9年目頃)から、「自身の将来象」を意識しはじめました。「心臓血管外科医として仕事がしたい」とは思っていても、「救急医」として仕事をし、医局の同期や先輩からは外科医として経験が遅れるばかりでした。「このまま心臓血管外科医を目指していていいのだろうか?」「40歳を迎える頃には『一人前』になって仕事がしていたいなぁ」という二つの考えの葛藤のなかで、一旦は胸部外科の医局に戻り、心臓血管外科医を目指したものの、「40歳までに『一人前』になる」の実現性が高いと思った「救急医」への道を進むことを決断しました。

卒後
14年

沼津市立病院 救命救急センター長

「40歳」で赴任となりました。一人旅の始まりです。持っている資格は「救急科専門医」「外科専門医」「心臓血管外科専門医」これだけでした。ただ、「メスは置く」という心つもりで赴任しましたし、ICLS JPTEC JATEC AHA-BLS/ACLS はこの1年ですべて受講して、インストラクターへと進みました。「メディカルコントロール」という言葉もこの頃が創生期であったのと、「40歳」という節目に仕事を与えられたことに喜び、我ながら「救急医」を楽しみながら過ごしていた時期であると同時に、限りなく数多くのことを学ばせていただいた時間であると自負しています。

卒後
19年

日本赤十字社医療センター 救命救急センター長

「5年間の駆け出し期間」を経て次の仕事として異動・赴任しました。明確に「部下」を配しました。前任地(沼津)でも「救命救急センター」としての組織(体制)作りはしてきたつもりですが、今度は自分の組織を育てる仕事も加わりました。これは決して楽な仕事ではありません。日々「葛藤」との戦いです。今も組織は発展途上です。周囲の歴史ある組織と比べると、まだまだ「足元にも及ばない」ほどの脆弱な組織です。だからといって、立ち止まって考えるような暇はありません。与えられた環境の中で「前へ、前へ」と歩みを止めずに進んでいけば、「何かが得られるはず」との信念で、組織は現在進行形です。

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公開日:2016年8月29日