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【開催結果レポート】第1回 全国医学生CPR選手権大会

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【全国医学生CPR選手権大会とは】

全国の医学部学生の心肺蘇生技能向上を目指す!

日本全国には国公私立併せて80校の医学部があります。その80校の医学部の学生が各地方で集まり予選を行い、その後決勝戦へ挑みます。互いの心肺蘇生技術向上を目指す大会が全国医学生CPR選手権大会です。

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【CPR選手権大会への思い】

img-cpr01kesho07医学生自身が各地域でのCPR普及の担い手になってほしい!

救急医学会の中には多くの委員会が存在します。我々の委員会は医学生や研修医に救急医学の魅力を伝えるための活動を積極的に行っています。このCPR選手権大会を通して医学生の皆さんには心肺蘇生の重要性について考えてもらい、ぜひ各地域でのCPR普及の担い手になってもらいたいと思います。そして、今後の救急医療のさらなる向上につながることを期待します。

【予選の様子】

予選の様子はこちらです)予選には30校の大学が参加してくださり、各地方で予選を行いました。医学生の皆さんが一生懸命心臓マッサージをしている姿が印象的でした。来年度はさらに多くの医学生に参加してほしいです。

【予選参加校一覧】

参加校
北海道ブロック
開催なし
東北ブロック
8/22仙台市急患センター
東北大学 弘前大学
関東甲信越ブロック
8/22東京医科大学
慶應義塾大学 昭和大学 信州大学 千葉大学
帝京大学 東京医科歯科大学 東京医科大学
東海北陸ブロック
8/29三重大学
岐阜大学 富山大学 福井大学 藤田保健衛生大学
三重大学
近畿ブロック
8/23兵庫医科大学
大阪大学 関西医科大学 近畿大学 奈良県立医科大学
中国四国ブロック
8/29呉共済病院
岡山大学 香川大学 高知大学 島根大学
鳥取大学 広島大学
九州沖縄ブロック
8/26福岡大学病院
鹿児島大学 九州大学 久留米大学 長崎大学
福岡大学 宮崎大学

【競技の評価方法】

決勝では、各チームの5名の選手が以下の①、②ブースに分かれて競技を行いました。

①ブース 選手3名で行う。

成人CPRに関する筆記試験(2分、10点)→成人CPR実技試験(BVMを用いる5分、100点)

②ブース 選手2名で行う。

小児(乳児含む)CPRに関する筆記試験(2分、10点)→乳児CPR実技試験(BVMを用いる5分、100点)

①、②の合計点で順位を競いました。(最高得点220点)

CPRの質をレールダルQCPRシステムにより客観的に評価し、筆記試験は委員会で作成し、委員で採点しました。
(委員の先生ご苦労様でした。)

【結果発表】

そして厳格な審査の結果、

総合順位 大学名 チーム名
優勝 帝京大学 帝京大学ACLS研究会
2位 三重大学 きゅうめい部
3位 長崎大学 FLAN

に決定しました。帝京大学の皆さん、優勝おめでとうございました。

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また、他の大学の皆さんもご苦労様でした。
ぜひ来年も盛り上がりましょう!

優勝チームにはトロフィーと副賞が授与されました。

 

第1回 全国医学生CPR選手権大会:決勝戦の様子

公開日:2016年4月29日