13. 地方での研修は様々なニーズに対してより幅広く救急医学を学べると思う
私が救急医を志した最大の理由は、救急医は急性期の患者さんの「全身を診る」「軽症から重症まで診る」ことができるからです。「救急医学は医療の原点である」という格言がありますが、救急医として働き始めてから改めてこの言葉の持つ意味を実感しています。
学生時代には約20ヶ所の救命救急センターを見学しましたが、私は出身地であり、母校でもある群馬県の当院で救急医として働くことを選びました。救急医を目指す医師の多くが都心部の病院で専門研修を行いますが、地方での研修は様々なニーズに対してより幅広く救急医学を学べるのではないかと考えています。
群馬県もまだまだ救急医が多いとは言えない状況ですが、自分自身が努力し、仲間を増やしていくことで、県全体の救急医療に少しでも貢献することが今の私の目標です。ぜひ、皆さんも一緒に救急医を目指しませんか?
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