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聖路加国際病院 救急科・救命救急センター / 株式会社HOKUTO 清水 真人

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卒後
0年

慶應義塾大学医学部 【東京都】

大学在学中は、 医学部体育会バスケットボール部での活動に加え、学園祭の実行委員や在宅診療所の立ち上げに関わるインターンにも参加し、時間の許す限り様々な経験を積みました。一方で、当時は勉学にそれほど熱心ではなかったかもしれません。また、もともとバスケ中の怪我がきっかけで医師を志し、漠然と整形外科医になる未来を思い描いていたことを覚えています。

卒後
1年

東京歯科大学市川総合病院 初期臨床研修医 【千葉県】

各診療科の専門性に触れるなかで、広範な知識が求められる救急医療の魅力にも惹かれ、研修医2年目には救急科の診療室や当直室で多くの時間を過ごしました。また、研修を通じて、学生時代の遅れを取り戻す方法として”デジタルツール”を活用し、効率的かつ正確に幅広い医学情報を整理・活用する方法を模索し始めました。1日5疾患をノートにまとめ、その日経験した症例には必ずプラスαのアップデートを加えることを、研修医時代のマイルールとしていました。

卒後
3年

聖路加国際病院 救急科・救命救急センター 【東京都】

卒後1、2年目に、外部のセミナーや勉強会に参加して知識を深める機会を積み重ねてきたことから、後期研修はアクセスが良く、学びの場が豊富な都内の病院で行いたいと考えていました。そのような中で、都内で最も救急搬送数が多く、ER型救急を提供する聖路加国際病院で後期研修をスタートすることができました。少ないスタッフで1日30〜40件の救急搬送や、時には100人を超える外来患者の診療を経験し、大変な時期もありましたが、この期間が「自分の土台を築く大切な経験となった」と感じています。

卒後
5年

チーフレジデント就任

1次から3次救急、ICU管理まで幅広い経験を積む中、2016年頃に聖路加国際病院に労働基準監督署の介入がありました(医師働き方改革の前進となる大きな出来事でした)。限られた時間の中で何を学び、何を提供すべきか、医師全員が真剣に考えるようになったのです。このような背景から、私自身もデジタルツールを活用した情報収集や共有のノウハウを後輩や外部の医師に伝える機会が増え、救急医のサブスペシャリティーとして「医学情報の扱い方」を追求する活動も本格化しました。 この頃、研修医時代からマイルールとしてきたノート作成はいよいよ5000種類を超えていたと記憶しています。

卒後
6年

救急科専門医 取得

卒後
8年

臨床支援アプリを提供するITベンチャー企業の活動を兼任

救急医としての経験と医学教育での取り組みを活かしたく、臨床支援アプリHOKUTOの立ち上げメンバーとして参画しました。医師向けに様々な医療ツールや、 論文・学会・専門医の知見など最新の医学情報を発信しており、 2024年2月現在 約10万人の先生方にご利用いただいています。 現在も聖路加国際病院で非常勤医を務める一方、全国の医師の皆様に少しでもお役に立てるよう、事業開発や医学知識の発信に尽力しています。

卒後
11年

これからのプラン

今後も救急医としての臨床業務に携わりつつ、医師向けデジタルツールの開発に注力し、少しでも医療の質向上に貢献できればと思っています。いずれは海外での医療貢献も視野に入れ、できることを増やしていきたいと考えています。

また、 救急医としての広い視点こそが、今の活動を支える大切な土台となっています。日々の経験を通して少しずつ成長できているのも、共に働く仲間や指導くださった先生方、そして患者さんのおかげです。皆さんへの感謝を胸に、今後も精進していきたいと思います。

未来へ

先生の「キャリアプラン」をお寄せください
内容のアップデートもお待ちしています!

先生がどういった経緯を経て救急医という職業を選ばれたのかを
熱いメッセージとともに寄せていただければと思います。
こちらの「キャリアプラン」アンケートフォームよりご投稿ください。

さらに、男女問わず結婚や出産、育児という家庭人としての経験と仕事を
どのようにバランスよくこなしてきたのかなどの体験談も併記いただける方は
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また、内容の修正などをご希望の際はこちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

先生方の熱き想い、お待ちしております!

公開日:2024年12月11日