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札幌東徳洲会病院救急集中治療センター 松田 律史

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卒後
0年

札幌医科大学

元々、基礎医学者になろうと思って、進学しました。在学中に基礎医学講座にも所属、4年時には留学もしました。しかしながら、5年時に臨床が面白い!こちらをやりたい!と思うようになりました。急性期の外科手術ができる救急医になるべく、初期研修先を決定し、卒業と同時に結婚しました。

卒後
1年

聖隷三方原病院 初期臨床研修

最終的にはAcute Care Surgeryをやりたいと思っていたので、救急医+外科研修とするか、外科医→救急科転科とするか、悩んでいました。外科として生きるなら緩和ケアも勉強したいと思い、救急と緩和の強い病院として選択しました。最終的に、1年目の終わりに救急医になると決断し、それでも総合的な修練をしたいと思い、ホスピスも研修しました。

卒後
3年

聖隷三方原病院 高度救命救急センター 救急科専攻医

上司が元々札幌で働いていた救急医であり、「俺の弟子として札幌に戻るなら1年間みっちり仕込んでやる!」と強い熱意を持って残留を命じられ、1年間残りました。フライトドクターとして独り立ちさせてもらい、Medical controlと航空医療を徹底的に仕込まれました。中部地方会でER業界のレジェンドに挟まれて発表しました。同年12月に長男も生誕しています。

卒後
4年

札幌東徳洲会病院 救急科 救急科専攻医

診断学に対してよりStrictになりたいと思い、また、道立大卒で少なくとも道内で10年以上は働こうと言う気持ちも手伝い、ER型救急をやっていた病院に就職しました。しかしながら、ER型救急は、これを支える総合診療科の力に依存するとも感じており、それなら総合診療もICUも全て自分達で見たら良いじゃないか!と入院も診るようにしました。

卒後
6年

札幌東徳洲会病院 救急科 救急科専門医取得

受験数日前に胆振東部地震で地区停電に見舞われ、混乱する最初期からCSCATTT立ち上げを経験しました。これまでは近隣の局所災害で多数傷病受け入れなどの経験はあったものの、なかなか経験がないことで、大変でした。同年10月から院内でIVR(Interventional Radiology)研修を開始しています。

卒後
7年

札幌東徳洲会病院 画像・IVRセンター 医員(後に医長)

当初は半年予定だったIVR研修を延長、転科してしまいました。転科後もIVR症例を中心に年間200例程度は入院症例を経験、週1回以上のER夜勤を行っていました。院内急変時には必ず走っていました。初期臨床研修管理副委員長も担うようになりました。Hybrid ER system構築に向けて奔走開始しました。

卒後
8年

札幌医科大学 衛生学講座 大学院

コロナ禍と被り、院内のCOVID19診療・トリアージ体制の確立に奔走しました。この頃、侵襲性K.pneumoniae感染症も度々経験し、いずれ救急科一本に戻る前に、IVR専門医以外の何かを身につけたいと思うようになったことから、社会人大学院生として大学院進学を決意しました。

卒後
9年

札幌東徳洲会病院 救急集中治療センター 兼
画像・IVRセンター 部長

新任の外傷外科医と一緒にOpen abdomen managementを対応するなどして、腹部救急領域のIVRと外科の協働を確立していきました。この頃、Hybrid ER systemも着工しており、救急科も兼任開始しました。ところで、同じ年に初期臨床研修管理委員長になり、また、北海道DMAT隊員になりました。

卒後
11年

これからの展望

北海道初のHybrid ER systemを立ち上げ、また学位審査を完了しました。増大し続ける救急搬送数を賄うべく、24時間365日救急医が最善の救急医療を提供し、且つ、それぞれが+αを挑戦できる環境整備など、Hybrid ER systemでのプレイヤー業務のみならず、マネージャー業務も頑張り、北日本最大の救急医療機関を作り上げたいと目論んでいます。

未来へ

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内容のアップデートもお待ちしています!

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公開日:2024年4月30日